五郎丸選手の活躍などで、北海道でもラグビー熱が高まっています。
当院も大学のアメフト部をサポートしたりしているので
ラガーマンの怪我や疾患は得意としております。
先日ゴールデンウィークを利用して函館から17歳の高校生が
やって来ました。
高校からラグビーを始めて、慢性の首痛に悩まされていました。
ラグビーはスクラム。タックル。すべてのコンタクトで接触する
スポーツです。
その衝撃は、自転車での転倒や交通事故の衝撃にも匹敵します。
ほとんどのダメージは首に集中するために
ラガーマンの頚部は分厚い筋肉が隆起して守られているか
はたまたその衝撃に耐えられず、首のカーブを消失しているか
どちらかです。
高校生は成長期のために、関節や靭帯も緩く、そのダメージによって
頚部の神経にも影響が起こる場合があります。
手のしびれ、肩の痛み、力が抜ける、頭痛、めまい、たちくらみなど
こうした症状が起こる前に、しっかり頚部を元の正しい状態にする事が
大切です。
当院では頸椎の矯正の他に、タオルを使った牽引をしております。
これを行なう事で、頸椎の関節が広がり、神経への圧迫消失。
筋肉、靭帯の緊張を緩める事ができます。
函館から来た学生も、術後とても首が楽になったと喜んでくれました。
これからも定期的に札幌まできてくれるそうです。
両親にも感謝ですね★
【清水先生からのコメント】
頸椎の問題は、直接的に脳神経にも関連しますので注意が必要です。
頸椎ムチウチ、頸椎捻挫などは、湿布などで痛みが引いたから
終わりではなく、ぜひ一度専門の先生に首の状態を観てもらう事を
おススメします。
ちなみに整形外科の領域では、首のカーブが消失した程度では
処置の対象にはなりません。
病院で何ともないと言われたが、数ヶ月後に急に手がしびれ始めた方も
何人も知っています。
ぜひ頸椎を矯正できるプロフェッショナル。
必ずレントゲンやMRIが観れる先生を選んでください。
我流の整体師などに頸椎を預けるのは要注意です。
私も16年この仕事を続けていますが
頸椎の矯正だけは、判定材料が乏しいと矯正は絶対にしません。
頸椎の重要性を知って頂ければ幸いです。