2017年忘れらない難治のクライアント様

今年も残すところあとわずかになりました。
札幌スポーツケア治療室の予約も29日(金)で終了します。

30日(土)はこの時期北海道に戻って来られた方達の施術です

本年も北海道内。道外(遠くは岡山県から)からたくさんの方が
ご来院頂きました。 本当にありがとうございました。

今年も難治の患者さんがたくさん来られました。

・CRP数値が1500を超えるリュウマチの患者さんが
4ヶ月間の通院施術で正常まで回復した!

・頚椎ヘルニアで指先までしびれを感じていた方が
たった1回の矯正で回復した!

・潰瘍性大腸炎で薬を2年飲み続けていた方が
週2回の温熱療法の結果
薬を止めても症状が起こらなくなった。

・5年前から悩んでいた逆流食道炎の症状が
姿勢動整体で骨格矯正を受けてから発作が
起こらなくなった!

 

などなどびっくり現象もたくさんありました。

私が今年一番驚いたのが
日本人では珍しい「セリアック病」の方の
体調回復です。

 

セリアック病は小麦などに含まれる「グルテン」に対して
免疫反応が起こる、自己免疫疾患です。

自己免疫が小腸の上皮組織を攻撃してしまい
炎症反応が起こります。

その結果栄養吸収が出来なくなり栄養失調状態になります。

過敏性腸症候群、下痢、クローン病、慢性疲労症候群
などが起こります。

まらうつ病。パニック症候群。自閉症などの精神疾患も
みられます。

札幌市在中50代女性
「大学病院でセリアック病」と診断され、食事制限や点滴などを
していました。

当院のブログを見て「過敏性腸症候群」の方が良くなった
体験談を見て、およそ10ヶ月前にご連絡が来て
施術をすることにしました。

お腹の反応を触診して、東洋医学や経絡の診断も考慮します。

彼女の腸の反応は

小腸不仁で 下腹が常に重い鈍痛が
あったようです。

脈診も腎証や三焦が感じられ
この部分の経絡にも反応が起こります。

温熱灸などで経穴を刺激。
また自律神経の検査をすると

明らかに迷走神経が過敏になっていました。

体に抑制の命令をコントロールしているので
もしかしたら、これが免疫異常。
下痢などの反応を起こしているかもしれません

迷走神経の入り口出口にあたる仙骨を注意深く
触診して、仙骨3番の異常をみつける。

その部分を矯正して、神経の伝達を回復させます。

 

施術は月に3回ほど行いました。

お腹の反応だけでなく、台風や季節の変わり目により
自律神経の反応が乱高下します。

また時には脈診で脈が触れないほど弱いときもありました。

 

彼女の体の治癒力を信じて
都度 バランスを整えることを続けた結果。

施術開始9ヶ月目を過ぎたあたりから
急に脈拍が強くなり。体調がすぐれない日が
ほとんどなくなりました。

お腹の痛みもほとんど起こりません。
年内最後 病院での検診も異常値はなく

遺伝的に「セリアック病」を持っている可能性も
あるので、引き続き経過観察をする方向になりましたが

担当医師も顔色が凄く良くなったことにビックリして
いたようです。

 

人間が本来もっている治癒力を引き出すことが
できれば、病気と闘う力を人間は持つことが
できます。

私はそのサポートをしたにすぎません。

彼女のようにうまく行くケースもあれば
施術途中で経済的理由や本人の不満などもあり
リタイヤする人もいます。

続けるか続けないかは本人の価値観ですが
体がラクになる! ということは細胞が喜んでいる
証拠です。

病名診断は消えなくても、元気なれる!
その効果を実感していただくと、施術を続ける意味を
理解してくれるようになります。

今年もたくさんの方をサポートしました。

これからも一筋の希望の光になれるように
この地でセラピーを続けていきたいと思います。

年の瀬になりました。

来年もよき出会いに恵まれますよう
ご縁に感謝して、新年を迎えたいと思います。

みなさん今年一年本当に
ありがとうございました。

 

 

 

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