母が歩けなくなって・・・!
私のクライアントである娘さんから連絡が入った。
ご自宅まで呼ばれて行くと、寝起きが出来ない位の状態です。
年齢を考えると、このまま寝たきりになる!
誰もがそう思っていました。
症状や痛くなった背景(前日迄 独居老人で庭仕事を2時間位行なう)
などを聞いて合点がいく。
右足の強いしびれと痛みで力が入らない。
腰には神経圧迫や炎症の反応はないので ピ〜ンとくる!
腸脛靭帯炎だと考察する。
股関節へのアプローチ。炎症部位のアイシング。
関節可動訓練。筋膜リリースなどを行ないました。
当然1回では良くならず 苦悶の表情を浮かべるおばあちゃんを
一生懸命 言葉で励まします。
2回目の施術で足が付けるようになり
3回目の施術で杖を使い歩けるようになり
4回目の施術後には痛みが完全になくなり、普通に生活できるように
なりました!
回復後 デイサービスに行ったおばあちゃん。
驚きの職員や担当医から拍手で迎えられたと、喜んでいました。
座骨神経痛は多くの場合、腰の障害から起こりますが、同様の症状でも
梨状筋症候群や腸脛靭帯炎。仙腸関節炎などがあります。もちろん炎症
反応にとりしびれと(個人差)感じる場合もありますので、股関節や
膝関節。足関節の障害でも同様の症状を訴える人もいます。
医師の診断はもちろん。なかなか良くならない場合は、腰以外の場所を
疑ってみるのも大切です。
また91歳でも、処置が早く、原因がすぐにわかれば治癒するケースも
多々あります。 まずは専門医で適切な診断を受けましょう。