札幌東区役所前駅 スポーツ整形外科との違い

先日 サッカーユースチームに所属する
選手のコンディショニングを担当しました。

三ヶ月前から左股関節が痛くなり
市内にスポーツ整形外科に受診して

「グロインペイン症候群」

サッカー選手に多い症状で
鼠径部(グロイン)が痛む症状です。

病院の診断では「安静」
オーバーユース症候群のため その対策として
「ストレッチ」を指導され

容態の経過観察をしていました。

しかし二ヶ月が過ぎても症状の7割しか
改善されず

その後 近所の整骨院に行き
電気治療やマッサージを受けましたが
症状は全く改善されませんでした。

グロインペイン症候群の原因は
大腿の筋肉の緊張。股関節の関節の歪み。
そして恥骨を有する骨盤の歪みが関係しています。

以上挙げた3つの要因を整形外科の範疇で
何か特別な処置をすることはありません。

手術をするのが病院ならば
手術をする必要のない症状については
対処することはほとんどないのです。

また整骨院のアイデンティティーは
「脱臼」「骨折」「捻挫」「損傷」といった怪我の整復です

スポーツ障害は怪我などの急性疾患と
オーバーユースによる慢性疾患に分かれます

残念ながら慢性化したオーバーユース症候の
「グロインペイン症候群」は その機能を回復させるための
手段と施術が大事です

物療やストレッチで筋疲労を緩める。
軟部組織の回復を促す処置はもちろん重要です。

しかし「グロインペイン症候群」の痛みは
骨盤矯正や股関節。ひざ関節の矯正が有効で
それは、サッカーの「蹴る・走る・足を伸ばす」といった
動作によって起こるものなのです。

施術初日
入念な検査と痛みの再現動作から

腸骨(骨盤)が後方下方外方に変位していました。

これは(インステップキック動作)もしくは
右利き選手の 軸足(左)の捻転動作によって起こります。

その歪みを矯正して、誘発動作を行っても
痛みはほとんど出ません!

さらにはボールを蹴る。走る動作をしてもらい
痛みの確認をしましたが、症状は全く問題なくなりました。

その後3日間 軽い運動をしてもらい
再院 (痛みは残り10%くらい)

痛みの経過や疼痛を感じた動作を確認して
再度矯正。

次の日から練習に復帰して
3日後に3回目の最終調整

痛みはほとんどなく三ヶ月ぶりに練習復帰した
疲労を取り除き、怪我の再発に予防をしました。

選手は競技に復帰して
大変喜ばれました★

専門性がもとめられる症状ですが
「整形外科」のできる事と

「整骨院」のできる事

「スポーツspecial治療室」ができる事

クライアントは知る術がありません。

こうしたHPや口コミから広まる事を望みます

ぜひスポーツ障害は
数々のアスリートのコンディショニングを担当していた
当院までお気軽にご相談ください

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